もともと、イタリアのサンタ・クローチェで染色後牛脚の脂をじっくり加えていくことを 「バケッタ製法」と呼び、その製法で仕上げられた革を「バケッタレザー」として販売していました。 本来上記の製法で作られた革のみバケッタレザーと呼ぶそうですが、現在ではオイルレザー=バケッタレザーという概念になっているようです。
伊藤登商店のバケッタは染色後に、オイル加工とソフト加工することによりシボを立たせてあるシュリンクタイプです。
艶感は強め、小物用革ですが、 色落ちなどの問題がクリアーできればカバンにも使用できます。
尚、ソフト加工して繊維がほぐれているので、ベルトにすると伸びやすくなるのでオススメできません。 また、吟面に二次加工として染色やオイル加工はできません。 また、スタンピングをする時はシボが邪魔する場合があるので注意が必要です。 |